疑难辨析 | 「腹が立つ」和「ムカつく」用法区别
両者の「意味的な違い」は、「辞書的な意味」という面に関して言えばあまり違いがないと言えます。しかし、その用法•場面は大きく異なると思われます。
这两者的“意义上的差异”从“字典层面”来说是几乎没有的。但是,其用法和场面则大不相同。
まずは世代の違いですが、現代の学生くらいまでは「ムカつく」をごく普通に使いますが、中高年~高齢者となるにつれて「ムカつく」は使用が減少します。この点では同じ意味のことを世代によって違う語で表していると言えそうです。
首先是不同世代的人群的差别,现代的学生使用「ムカつく」是很稀松平常的事,但是这个词在中老年人群当中却用得较少。在这一点上,表示相同意思的东西,根据各个世代的不同,其表达的词语也会有所差异。
しかし、実際は若年でも「ムカつく」のほかに「腹が立つ」も用い、場面によって使い分けている場合があります。このような場合、「腹が立つ」は本当に「怒り」を感じたり憤慨している時に使う一方で、「ムカつく」はこれ以外に軽くいらだったとき、場合によっては友達同士でふざけて言うときなどにも用いられます。
但是,实际上在年轻人当中除了「ムカつく」之外,也在使用「腹が立つ」,这两个词是根据场面的不同来区分使用的。在这种情况下,「腹が立つ」用于真正感到“生气”和愤慨的时候,另一方面,「ムカつく」则是用于除此之外的感情比较轻微的时候,根据场合的不同,在朋友之间开玩笑的时候也可能使用。
「俺今回レポートもテストもなしになっちゃったよ」
「げ、ムカつく~。俺なんかテスト10個あんのに」
“这次我报告和考试都没有了”
“什么,真气人~我可是有10次考试的啊”
また、「腹が立つ」は怒りの対象となる人や物がはっきりしているときに用いられるのに対し、「ムカつく」は加害者がはっきりしなかったり存在しないような、やり場のないいらだちを表すときにも用いられる傾向が見られます。
另外,「腹が立つ」用于作为生气的对象的人或物都是明确的时候,与此相对的,「ムカつく」则是用于加害者不明确的情况下,表示在有气没处发的时候所用的倾向比较明显。
全体的に「ムカつく」は「腹が立つ」に比べて曖昧で使用の範囲が広いという傾向が見られます。
总体看来,「ムカつく」比「腹が立つ」更加暧昧,使用的范围也更加广泛。