029-85205692
您当前的位置: 首页 > 考试资讯 > 日语学习

《ふしぎ工房症候群 卒業》7


ふしぎ工房症候群 

卒業


CAST:绿川光


08- 「後悔の念」

 

 また無意味な時間と日々が流れる。そして、本来なら卒業を迎える前の年の暮、彼からあの手紙を受け取った。本当に昔を懐かしんでいる彼の姿が思いを浮かぶ。でも、僕は帰れない。にもかかわらず、どうして帰るなんて返事をしてしまったのだろう。近況かなと思ったら、昔のことばかり書かれているので僕もつい 懐かしくなってしまったに違いない。そんなことを考えながら日々を費やしていると、年が明け、気付くと季節は春に差し掛かっていた。すると、ある日、思いもよらぬ電話が入った。母親からだった。「もしもし。あ、母さんか。大丈夫、元気だよ。そのうち帰るから。えっ!」わが耳を疑った。彼が危篤状態だというのだ。突然倒れ、病院に運ばれたが、意識が戻らない。もともと心臓が弱かったところに、仕事の無理がたたったらしい。僕は受話器をおくと、取るものも取らずにアパートを飛び出した。そんなバカなという 思いが頭を駆け巡る。手紙では元気そうだった。それが何故急に!いや、ずっと無理をしていたに決まっている。彼は自分のことよりも人のことを考える性格だ。老人介護の仕事は重労働だと聞く。彼はあの不自由な体でしかも心臓が弱いくせに、頑張りすぎたに違いない。なんとか生きてくれ!彼を思う気持ちが胸に締め付ける。そして後悔の念が僕自身を責め立てる。何故年末に帰らなかった。そうしたら彼の様子に気付いてあげられたかもしれない。きっと疲労困憊をしていたんだ。だからあんな昔を懐かしむような内容の手紙を寄越したんだ。僕は自分のことばっかりで、少しも彼のことを気遣おうとしていなかった。もし間に合わなかったら~頭に過ぎったその言葉に僕を打ちのめされそうになった。そんなことになったら、一生後悔することになる。何故、何故年末に帰らなかった!自分を 責める言葉の反芻に頭の中で悲鳴が上がり、波打つ心臓の鼓動に押し潰されそうになって僕は胸を抑えて思わず呻いた。

 

「死なないでくれ!」

 

第八轨 后悔的念头

 

无所事事的时间和日子攸然而过。

毕业前的那个岁末,我收到了他的那封信。

真很怀念……眼前又浮现出他的身影。

但我无法回去……

可是自己为什么答应了要回去啊……

本以为他会问我近况怎样,没想到上面只写了些过去的事情。

想必是自己也不禁怀念起过去了吧。

我一边想着这些事,一边打发着日子

很快,到了新年。

等我察觉到时,已经快到春天了。

然后有一天,我接到了一个意想不到的电话。

是妈妈打给我的。

“喂。是妈妈啊。

没事,我很好。过几天就会回来的。

……呃?!!”

我几乎要怀疑的耳朵。

他现在正处于危笃状态……?!

突然昏倒,被人送到医院后,到现在还没有恢复意识。

似乎是本来心脏就不好,还勉强自己工作。

我放下听筒,什么都顾不上,飞奔出了公寓。

一种不祥的预想涌上了心头。

信上写着一切都好,那为什么突然就……?!

不对……他定是一直在勉强自己。

他的性格就是这样,从来都是先考虑别人。

听说养老院的工作很繁重。

他身体本来就差,而且心脏也不好。定是撑得过了头。

一定要活下去……

我心中满是担忧,然后,后悔的念头也向我袭来。

为什么年末没有回去……

如果当时回去了,也许就能注意到他的情况。

他定是已经很疲累了。

所以才在信中写到那么多怀念过去的事情。

我只顾着自己,完全没有在乎他怎么样。

如果赶不上的话……

脑袋里尽是这种想法,我几乎要崩溃了。

如果真的没赶上,我一生都后悔的。

为什么,为什么年末没有回去……

陷于自诘与反省中,在脑海中悲怆地呼唤着。

悲哀如浪潮般狠狠地拍打着我的心扉,心脏像要破裂开来一般。

我双手抱胸,禁不住呜咽地哭了出来。

“千万不要死……”