《ふしぎ工房症候群 一緒に死んでくれますか》6
07.星空
そうしているうちにビルの前に着いた。
「ここだね」
「ここだよ」僕達に悲愴感もなかった。エレベータに乗り、最上階に降りて屋上の出口へと向かった。外へ出ると、空は満面の星に覆われていた。僕達は暫くの間腰を降ろして星を見詰めていた。
「綺麗だね」
「本当だ」自然と涙が頬を伝わった。彼も泣いていた。
「悲しかったからじゃない。最後にこんなに美しい星空を見ることができた事に感動していたから。」うっと風が吹き。彼の前髪を押し上げた。彼は慌てて手で顔を覆ったが、僕は見てしまった。そして、見てしまった事を後悔した。彼が苦しそうに呟いた。
「気味悪いだろう?」彼の左目は義眼だった。それを隠すために、前髪を伸ばしていたのだ。彼が言うには幼いごろに両親の不注意で左目を潰し以来義眼なるだと言う。僕の目から、自然と涙が零れた。身体的に普通と違うと言うことが彼のこれまでの苦難と苦痛をもの当たっていた。それがどれほど苛めの対象となったことか、どれほど辛く悲しめに遭ってきことか。言わずとも十分伝わってくる。
「どうしたの?なぜ泣くの?僕に同情してるわけ?」
「ごめん、そういうわけじゃないだ」本当は彼に同情している自分を隠したくて僕は無理に照れ笑いをかべた。
「死ぬなえに、少しとも君の事を分かって嬉しかったんだ。」
「嘘だった」
「でも罪な嘘じゃない。神様も許してくれるだろう。君の両親も苦労されたんだよね」
「そんな事ないよ!」話が両親にお呼ぶと、彼が俄然表情を変えた。
「あいつらのせいで、僕はそんな姿になったんだ。だから苦労したとしても当然の報いだ。僕が死にたいと思ったきっかけを作ったのはあいつなんだから」彼は怒りにうち狂えている様子だった。
僕は「しまった」と思ったが、又口を滑らせた。
「でも、きみが死ぬと、両親はきっと悲しむよね」
「悲しめばいいんだ!当然の報いだよ!」それきり、僕達は黙った。暫くして、彼がぽつりと言った。
「君の両親は?」
「うん、健在だよ」
「そう。どして死ぬと思ったの?」
「もう、疲れちゃったから」彼は一呼吸をおくと立ち上がった。
「行こうか?」僕も導かれるように立ち上がる。
「もう、思い残すことはないよね」彼の言葉に僕もゆっくりと頷き笑顔作ってみせた。
Track 7:星空
就这样,我们来到了大楼前。
“是这里吗?”
“就是这里。”
我们完全不觉得悲伤。
乘上电梯,直上到最高一层,我们来到了天台的入口。
一出到外面,变看到空中漫天的繁星。
我们暂时先坐下,看着星星。
“真漂亮啊。”
“没错。”
忍不住流下泪来。
他也哭了。
并不是觉得悲伤,而是因为能在最后看见这样美丽的星空,太过感动了。
忽然刮过一阵风,吹起了他前额的头发。
尽管他慌忙想要把脸遮住,但我却看见了。
然后,我后悔自己竟然看见了。
他伤心地低吟道:
“很恶心吧。”
他的左眼是假眼。
为了掩饰那眼睛,他才把前面的头发留这么长。
据他所说,在他小时候由于父母的疏忽而使他的左眼瞎掉,从那之后就一直用假眼了。
很自然地,泪流出了我的眼眶。
在身体构造上和常人不同——
他向我叙述了一直以来所经历的困难和苦痛。
他因为那眼睛被人欺负过多少次啊。
他遇到过多少难过、伤心的事啊。
就算不说我也能完全明白。
“怎么了?为什么要哭?你在同情我吗!?”
“对不起……我不是那个意思……”
其实,为了掩饰在同情他的自己,我假装害羞地笑了笑。
“能够在死之前,稍微了解到关于你的事,我很高兴。”
我说谎了。
可是,那是善意的谎言,神一定会原谅我吧。
“你的父母,一定也很辛苦吧?”
“没有那种事!”
一提到父母的事,他的表情马上变了。
“都是因为他们我的眼睛才变成这样!所以辛苦也是应得的报应!就是他们制造了我想去寻死的契机!”
他看起来,像是被愤怒冲昏了头脑。
虽然我想着“糟糕了!”,却又说出了多余的话:
“可是,你死去的话,父母一定会很伤心吧?”
“就让他们伤心吧!!这是应得的报应!”
说完这些,我们都没再开口。
过了一会,他轻声说:
“你的父母已经……?”
“不,还健在。”
“哦。”
“为什么会觉得他们已经死了?”
“因为太累了吧。”
他深呼吸一次后,站了起来。
“走吧。”
想被指引一般,我也站了起来。
“已经……没有遗漏的事了吧?”
听完他的话,我慢慢地点头,努力地装出微笑。